今月の食材『お正月』
お正月は、1年間の幸せをもたらすためにやってくる、年神様(としがみさま)を家族みんなでお迎えする行事です。年神様は健康をもたらし、子孫繫栄や五穀豊穣を授けてくれる神様だと言われています。
お正に重箱に詰められた料理を「おせち」といいます。おせちは御節料理のことですが、これは、季節の変わり目(=節)の大切な日(=節日)をお祝いする行事(=節供、節句、節会)のために、神様にお供えする料理(=節供料理)という意の「御節供(おせちく)」を略したものです。
おせちの品数は一般的に20~30種類とされ、下記の5種類で構成されています
- 祝い肴
- 口取り:黒豆・数の子・田作り
- 焼き物:鯛(タイ)・鰤(ブリ)・海老(エビ)
- 酢の物:紅白なます・菊花かぶ・ちょろぎ、酢れんこん
- 煮物:れんこん・たけのこ・里芋
盛り付けの際には偶数を避け3・5・7といった奇数の品数で盛りつけると縁起がよいと言われています。
1月の献立では、そんなお正月に関連した食材をメニューに取り入れました。
お正月の食材 昆布の煮物のレシピ
材料 ※子ども一人分
○ 刻み昆布 6g
○ さつま揚げ(焼きちくわでも◎) 15g
○ にんじん 15g
○ 油 少々
○ 砂糖 0.5g
○ しょうゆ 2.3g
○ みりん 1.5g
作り方
- 昆布はかぶるくらいのぬるま湯に浸けて戻しておく。
- さつま揚げは縦に半分に切り、薄切りする。
- にんじんは拍子切りする
- なべを熱して油を入れ、にんじんを炒め、昆布を加えてさらに炒める。
- にんじんに火が通ってきたらかぶるくらいの水を入れさらに煮て、砂糖、しょうゆを入れて味付けする。
- 最後にみりんを加えて味を含ませたら完成です。
ある日の給食