第5回 「食欲の秋」幸せホルモンをUPさせよう!

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秋になると食欲が増すという話を耳にしますが、その要因として神経伝達物質の「セロトニン」が関与しています。
セロトニンとは幸せホルモンとも呼ばれる物質で精神状態を安定させる働きを持っています。不足すると気分の落ち込みや不安、イライラ、集中力低下などの症状が現れます。
また満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きがあり、日照時間に応じて分泌量が変化します。
秋は夏に比べて日照時間が短いためセロトニンの分泌が減少します。

セロトニン増加におすすめの食品として、合成成分である必須アミノ酸のトリプトファンを多く含む食品の摂取を心がけましょう。
トリプトファンを多く含む食品として大豆・納豆・味噌などの豆製品やチーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品が挙げられます。
また、トリプトファンからセロトニンが生成される際にビタミンB6が必要となります。
ビタミンB6を多く含む赤身の魚やレバー、バナナなどを一緒に摂取すると効率的です。