第1回 食事の基本『楽しく食べる』ことの大切さ

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第1回目は、食事の基本「楽しく食べる」ことの大切さについてお伝えしていきます。
また再確認してもらいたい、知って欲しいというねらいがあります。

「食べること=生きるための基本」であり、私たちの命の源。
切っても切り離す事ができないのが「食」です。

特に乳幼児期において食事から栄養を摂取するという観点はもちろんですが、健やかな心と身体の発達に欠かすことのできない、これから子どもたちが生活していく上で健康に関わる食のスタート地点という意味で「食」はとても大切です。

だからこそ、これから様々な食材や料理との出会いの時期である乳幼児期には「食べることは楽しい」と思えるような気持ちを育てる事が重要です。
その為に私たち大人が食事を美味しそうに食べ、「美味しいね!」と会話をしながら楽しく食事をしてほしいのです。

私たち大人でもその日の体調、気分などで食欲に差があるように、子どもも同じ。たとえ食べなくても無理強いはせず、美味しいよとの声かけと楽しい雰囲気作りだけは忘れずに食事の楽しさは、美味しさを知ることから始まります。
色々な食品を見る、触れる、匂い、自分で食べようとする意欲も大切に、美味しさの経験を繰り返す経験が必要です。

しかし近年では、核家族化やライフスタイルの変化によって家族が揃って食事をする団らんの機会が減り、食生活も多様化しています。一緒に食卓を囲んで食べる人がいるということは、安心感や信頼感を深めマナーやコミュニケーションを取れるいい機会でもあります。

ぜひ、毎日ではなくとも週の何回かは皆で食卓を囲み楽しく食事をしてもらいたいと願っています。
食事が苦痛の場とならないように。